働かない生き方
今、働かない生き方を模索しています。
そもそもは、うつ病で休職になり、復職、休職と繰り返しているところが原因ではあるのですが、僕は学生時代からそもそも誰かに雇われて働くという行為に疑問しか無かったのです。僕の仕事は僕の仕事のはずなのに、その仕事の利益を経営者に持っていかれる仕組みに僕は正直うんざりしています。まして、自分にとって苦痛にしかならない、自分の哲学や正義に合わない仕事をさせられたうえで搾取されるのでは、たまったものではありません。
であるならば、そろそろ本気で働かない、正確には労働をしない生き方というのを模索していかないとこれから生きていくことは難しいなぁと思っています。とは言え、僕はそんなに生きていくことに執着をしておらず、安楽死施設があれば好んで安楽死したい人間ですし、これからどうしてもやりたいことがあるかと言えば、正直人生にはもう満足してしまったのであえてどうしても生きてでもやりたいことはありません。80、90過ぎてもまだ生きたい、やりたいことがあるという人はある意味では幸せなのかもしれませんが、僕には理解ができません。
しかし、現在の社会の制度では働かずに生きていくということは根本的には不可能で、どこかで働くということをしなくてはならないので、この「働く」という言葉の意味を自分の中で変えていく必要があると思います。ブログのアフィリエイトだって僕からすれば労働のようなものです、毎日生きるためにブログを更新するのは苦痛でしかありません。何事もやりたいときにやって、やりたくないときにはやらないという生活をしたいのです。なので遊びのようなことで稼ぐというのも僕には疑問です、遊びたいときに遊ぶのであって、そうじゃないときはどうしたら良いのでしょうか。
資産運用や土地を貸して生きていくのは資本がありません。生まれ持った資本の差で働かなくても生きていけるというのは非常に残念ですが、世の中存在しています。その資本をひっくり返すしか方法はないのです。
しかしながら、自殺や犯罪に手を染めるぐらいなのであれば、やはり働かないほうが良いと思っています。
どうしたら良いのでしょうか。
- 作者: トムルッツ,Tom Lutz,小澤英実,篠儀直子
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2006/12
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【ネタバレ注意】ズートピア見たよ!
ズートピアみたー!かわいい!
というのはさておき、ズートピア見ました。面白かったので吹き替え版と字幕版の両方を見たのですが、両方見たところイメージが大分違いましたね。
ジュディの印象が違う
吹き替え版だと上戸彩さんが演じられているジュディですが。吹き替え版では、ものすごく幼い印象を受けました。言葉遣いなどでしょうか。字幕版では少し背伸びをした田舎から出て来た大人の女性という印象です。特にニックに対する接し方が子供っぽくなく、女性として接している印象がありました。
さすがの森川智之さん!
ニックの印象がやはり吹き替え版と字幕版では印象が変わります。これは吹き替え版に軍配があがりますね。森川さんの演技はすごかった。序盤のずるいニックも後半の優しいニックも、もういかにもダメ男っていう感じで最高でしたね。
世界が抱えている問題への挑戦
ズートピアは多様性(ダイバーシティ)を受け入れる街のようで実際はそうではない。偏見や差別、意識されるものから無意識のものまで存在します。そういった実社会で起こっている問題に真正面から取り組んだ良い作品だと思いました。
ジュディはズートピアのような多様性を受け入れる自由な街に憧れ、自分もまたそのような多様性を受け入れ、差別や偏見の無い人間であると強く意識しています。しかしながら実際は、キツネスプレーをやはり手放せなかったり、警察官とにんじん農家では違うと思っていたり、他の動物にウサギがかわいいと言われることに抵抗感を感じていた李、警察官なら駐車違反を取り締まる仕事は大した仕事では無いと思っていたり、無意識のうちに肉食動物に対して生物学的な他人を襲うDNAがあるかもしれないと言ってみたり、ところどころに無意識な偏見を抱えています。これは真面目に努力を積み重ねて来た人ほど陥りやすい差別意識、努力が足りないと感じてしまうような点にも近いと思います。
それに対しニックは幼少期から受けているひどい偏見の目によって、信じられないのであれば、信じなくても良いと心を開かず育ってきているように見えて、実はズートピアらしい多様性を認めた存在として描かれています。時には冗談めかして言うこともあるのですが、ヌーディストたちを偏見の目で見ることもありませんし、ナマケモノの仕事ぶりに対して最速と言っているのもきっと本気で言っているのでしょう(本当にナマケモノは最速だったわけですが)。
その他、警察の受付クロウハウザーが肉食動物のチーターなのに肥満でおネエな存在なのは面白いと思いましたし、Mr.Bigが小さなネズミなのもまた面白い。見れば見るほど裏切られる(良い意味で)部分が多いですし、裏切られる部分というのは、私たちの偏見をどんどん明るみに出していくのです。
私たちは大体は思い込みを信じて生きています。常識や当たり前を疑わずに生きています。しかしながら実は真実は身近にあって、その常識や当たり前というのは、とんでもない偏見かもしれないということを教えてくれる良い映画です。
多様性というのはお互いを認め合うこともそうですが、時にはお互いに干渉しあわないという非常に難しいバランスの元に成り立つと思っています。ズートピアが生物の生活環境に合わせてエリアが分かれているのもそうだと思います。多様性を認めることとは、どこかできちんと線引きをして、干渉しないということも大切です。ネットの世界にいると自由に他者に干渉できる社会になってしまい、それが自由な発言や表現を妨げるという結果になってしまっているのが残念です。
そんなことは良いとして萌える!
ジュディとニックのカップルは大好物です!ああいう堅物努力家真面目!みたいな女子とずるくて賢いけどヘタレな男子のカップルは最高です!きっとバーとかで2人で飲みに行ってジュディが酔っぱらってニックが介抱して部屋まで連れて行ってもヘタレなニックはそのまま何も手を出さずに帰ることでしょう・・・容易に想像できてしまう・・・。うう、最高!ズートピア万歳!ぜひとも字幕版吹き替え版とも見て比べてもらえればと思います。
【ネタバレ注意!】シン・ゴジラ見て来たよ!
面白かったぞゴジラ!
ということでシン・ゴジラを見てきました。1回目見て、気になったので即2回目も見ました。ゴジラ自体は所謂平成ゴジラ、VSシリーズが大好きな私ですが、そんな私でも十分楽しめた作品でした。
結論から言ってしまうと。登場人物が最後にテーマを言っていました。徹底したスクラップ&ビルドの物語なのだと感じました。
そもそもゴジラ自体がもはやスクラップされた作品でそれをビルドしたのが今作です。
ゴジラが起こす災害のシーンがどうも見覚えのあるシーンが多いなと思ったのですが、それは戦中、戦後日本で起きた大きなスクラップのシーンとそのまま同じだったのです。原爆は当然作中でも直接表現されていましたが、東京が火の海になる東京大空襲、第1形態ゴジラが川から遡上してくるシーンは東日本大震災の津波のシーンそのままです、マンションが倒壊するシーンでなぜ中に住んでいる人を映す必要があったのだろうかと考えましたが、阪神大震災の被害の映像、家具や物が大きく動いてまさに吹き飛ばされるようなシーンと同じでした。災害として非常にリアリティのある映像でした。そういったスクラップから最終的には立ち直っていくという物語が大筋だと思います。
しかし、それだけではなく人物もスクラップ&ビルドなんです。各省庁でスクラップされたポンコツたちが集まって最後には日本を救います。現閣僚はスクラップされて新しい世代へ交代していきます。
音楽に関してもスクラップ&ビルド、使い古された旧エヴァ、新エヴァのBGMの再利用。伊福部昭さんの曲はスクラップとは言えませんが、やはり過去の曲をエンディングではそのまま使っていましたし、アレンジが劇中でも使われていました。
だからこのシン・ゴジラに関してどうも日本の力だ!日本再生だ!とか保守主義的な思想が議論されることが多い気がするのですが、それはスクラップ&ビルドの物語を描いたら必然的にそうなっちゃっただけ、という感じがしています。
なぜ物語のテーマがスクラップ&ビルドなのかというと、きっと監督自身がエヴァQ以降スクラップにされたという意識が強いのかもしれません。そこから立ち直っていくんだ、という監督自身の問題をものすごく強く表現した作品のように感じました。奥さんのモヨコさんもまたビルドの時期を過ごしているのもあったかもしれません。
しかし・・・京急に何か恨みでもあるんでしょうかw電車(主にJR)が活躍しまくってましたね!ロマンを積んだ列車爆弾は見ごたえがありました。神奈川県民としては知ってる場所がめちゃくちゃいっぱい出てくるので破壊されまくって楽しい!と小学生のころにゴジラを見ていたような楽しみ方もできて非常に満足です。
あと、ビックカメラの映像、お気づきになったでしょうか?ほとんどのチャンネルがゴジラのニュースを報じるなか、1チャンネルだけおちびちゃんのアニメを放映していたので、ああテレ東め!と思いました!
以上!取り急ぎ感想です!
「第9地区」を見たよ!(ネタバレあり)
映画「第9地区」を今さら見た!
といってもいまさら映画のネタバレをしても面白く無いので個人的に面白かったディテール部分を中心に書いていきます。
エビ
宇宙人への蔑称である「エビ」、どちらかというとコオロギというような意味合いらしいですが、こういうところまで人種差別の表現にこだわったのは面白いなぁと思いました。きっとあの映画の世界では「エビ」という表現は差別表現なのでやめろというような運動もきっと起きているに違いありません。
彼らの面白いところは、運動能力も高いし、力もかなり強いので組織的に動けば人類に反抗するなんていうのはものすごく簡単なのに、指示する母体がどこかへ行ってしまっているためにほとんど、その能力を発揮できないという働きバチ設定ですね。自分の惑星に帰ろう、ということも言っているので、きっと女王バチのような大きな神のような存在がいるんでしょうね。僕が最初にこの映画を見て思ったのは別の宇宙人が彼らを惑星侵略用に飼育していて、いらなくなったから捨てていったという設定なのかと思っていましたが違いましたね。
見た目の割に目がかわいいですね(笑)、顔の造形としては昆虫+クトゥルフみたいな感じ。あとやたらとお腹が空くみたい、そもそもそれが原因でみんな栄養失調になって気力を失って難民化したみたい、宇宙人の食料問題ですね。繁殖は産卵で行うようですが、卵に栄養が無いのか、栄養があるものとパイプでつないで栄養を送るようですね。そもそもオスとメスの造形の違いが分からなかったのですが、異種間売春とかエビのメスとやっちゃって感染症になったみたいな話もあるので、オスメスの違いあるのでしょうね・・・。外骨格生物のような見た目ですが、表面にも痛覚があるようですし、一体どういう体になっているのでしょうかねぇ・・・。
UFO
超巨大円盤型宇宙船と小型の宇宙船が登場します。超巨大円盤型宇宙船ですが、どうやらあのサイズでも指示船で、母船がまだあるようですね。小型船は両脇にエンジンのついた箱型の船です、かなり人間っぽいデザインだったなぁと思います。
そもそも燃料が無いのに円盤型宇宙船は20年もどうして浮き続けられたのか疑問ですが、大分老朽化しているようで、20年の間に色々なものが落ちて来たようですね。どうやらその中に武器や燃料の一部や小型船もあったのではないでしょうか。
さて、この燃料が映画では重要な鍵になっていましたね。ヴィカスが被ってしまったあの黒い液体です。どうやら遺伝情報などが含まれた液体のようで、被ってしまうと人間はエビ化してしまいます。小型船を動かす時もゲル状のものに腕をつっこむことで動かすことができたので、なんらかの遺伝情報を利用して動いているのでしょう。ただ気になるのが先ほどの僕の予想ではないですが、この宇宙人たちはやはり元々は侵略が目的で宇宙を移動しているのではないでしょうか?この液体を用いることで、侵略する惑星の生命の遺伝情報を自分たちのものに書き換えることができます。そう考えると結構恐ろしいですよ。
武器
弾薬を使った武器から、電撃、衝撃波、はては重力まで操作できる武器まで!いやー、なぜこんなに武器が必要なんでしょうか、やっぱりこれは侵略しかありません!
しかし武器のデザインがやっぱりちょっと人間的なんですよね・・・もっとこう昆虫的なデザインが良かったなぁと思いました。白地に黄色のデザインが入っていたりとかちょっとカッコ良すぎます。
ロボットも超人間的、口のところだけが少し宇宙人感が出ているだけです!しかしかっこいい、映画の終盤に来て板野サーカスが見れるとは思っていませんでした。
ドキュメンタリータッチ
序盤はディスカバリーチャンネルみたいな映像編集からニュース映像のようなタッチ、終盤は戦争シーンのニュースのようでしたね。特に小型船墜落のシーンはリアリティがあってすごかったなぁと思いました。
ということでSF映画としては疑問点が多い部分ですが、娯楽映画としてとても楽しめました。まぁ宇宙人が出てくる映画にハードな整合性を求めてもあまり楽しくないのかもしれませんね。
ヴァンパイアセイヴァー バレッタ攻略 攻め編
10年以上前、藤沢にあったスーパーゲッツという10円ゲーセンにヴァンパイアセイヴァーが置いてあったのでそこでひたすら1人でCPU戦を練習していた思い出です。
ひょんなことから2年前にセイヴァーの大きな大会JMD2に出させてもらって以来、本格的にセイヴァーをやり始めました。うまくなろうというよりはとにかく楽しもう楽しもうと思ってプレイを続けてきました。2年経ってようやく基礎的な部分が理解できて来たかなとも思ってきたし、ブログ開設も良い機会なので頭の整理のために、プレイをまとめようと思います。
まとめの内容は初級者から中級者の間向けだと思われます、イレッパ、AG、ずらしなどの用語の意味はある程度分かっている人向けです。
ちなみに私がメインで使っているキャラはバレッタです!
かわいい赤ずきんちゃんです!悪いことなんて1つもしません!ちょっとお金が好きなだけの女の子です。大Pと大K攻撃が怪しい・・・?気のせいです!
キャラの特徴としては、まずセイヴァーのキャラの中で唯一2段ジャンプがあることですね、キャラとしても小さいのでリーチが短いのが難点ですが、逃げることに関してはかなり強いと思います、でも逆に攻め手に回った場合に高速中段からの崩しなどがないので、攻め手を理解していないと攻めきれず逆にやられてしまうというケースが多いですね。なので今回は攻め手を「地上から」「空中から」の2つに絞ってまとめたいと思います。昇り中P連携に関してはwikiのほうが詳しいと思うのと、あまり昇り中P連携に頼り切ったプレイをすると後々痛い思いをすると思ったから今回は外します。
バレッタ攻略 攻め編 地上から
地上からの攻めの起点はD中Pです、D中Pでヒットさせてもガードさせても良いのでとにかく触りに行くということが大切です。主にガード後反撃後や空中チェーンでの引きずりおろし後、あとは先端を当てるように直接の3つだと思います。D中Pで触ってからが分岐します、ただし上級者相手だとまずD中PをAGされてしまうので、D中Pのタイミングは最速から遅めまでいろいろ変えられると良いですね。
D中P後
- →下小P
様子見が目的です、下小Pがガードされたら、もう一度D中Pをして固めていくのが良いです、下小P→下小Kまで当ててすこし距離を離してからD中Pをすると相手がイレッパをしてくれたところに当たります。でももっと大事なのはこの下小Pがどう対応されるかをよく見ておくことが次につながります。何を見るかというとガードされているのか、ヒットしたのか、空中ヒットしたのか、AGされたのかの4つです。ガードされていれば次は投げが狙えるということです。ヒットしているということは相手が暴れているということです、バレッタの下小Pは発生が速いのでリリス以外の小技はつぶせます。空中ヒットしたということはD中P後イレッパをしているという証拠、AGされた場合は次はずらせば良いということが分かります、これで状況判断をしていきます。
- →下小K×2
相手に小技がヒットすることが確認できていればコンボを入れましょう、下小K×2→下中P→シャイネス&ストライクを使えばヒット確認がしやすいです、できる人は下小K→下小P→下小K→下大Kの小足ヒット確認チェーンでダウンを取ると次の状況が良いですね。
- →ダッシュ後センチメンタルタイフーン
相手のガードが見えていたら積極的に狙っていきましょう、投げたあとES追い打ちまで決まってかなりおいしいです。
- →昇り中P→J中K→J大PorJ大K
D中P後どうもイレッパをずっとしているようであれば、これで相手を引きずりおろせます、イレッパしていなくても昇り中P連携になるので両対応です。ただ距離が近いと裏回ってしまうので注意。
- →下中P
目的はずらしです、D中P後の小技にAGされるようであれば出しましょう、ただし、単発ダメージでダウンを取るところまではいきません、AGが手癖になっている人にはD中P→下中P→D中P→下中P→・・・とやっているだけで嫌がる人もいるかも。
- →D中P
D中P→D中Pですね。目的はずらしです。D中P後の小技にAGされるようであればどんどん狙っていきましょう、中級者以上に対して非常に効果があります。ヒットしてその後目押しからダウンが取れます、上級者で状況判断できる人であれば、AGを制限できるようになるので投げやイレッパ狩りが狙えるようになります。
- →バックダッシュ→前飛び
なんじゃそりゃと思うかもしれませんが、バレッタの攻めは空中からのほうがガード不能があるために、より理不尽な選択肢になります。そのためD中Pで触ったあとバックダッシュして、相手の暴れやAG漏れをすかしたところに飛び込みをして選択を迫るということです。イレッパで逃げてしまう相手には意味がありませんが。
バレッタ攻略 攻め編 空中から
バレッタは空中からの攻めが非常に強いと思います、それはやはりガード不能地雷の存在が大きいですね、そのために一発AGをせざるを得ない状況を作りつつずらしてダメージを取ることができます、やられるほうはたまったものではありません。しかし、バレッタ側としてはこの単発の飛びを通すことが非常に難しいです、他キャラはなんとかして飛ばさないか飛びを落とす方法を考えてくるので、それに対応するために2段ジャンプがあると思った方が良いでしょう。バレッタの攻めの基本は飛びを通すということです。そのためにバックダッシュでタイミングをずらしたり、相手の着地に飛び込んだり、あとはもちろん起き上がりをきちんと攻めることです。
- J大K
基本的には、これを狙ってください、ガー不を入れることをメインに考えていると相手に刷り込ませてください、AGがうまくできない人はこれだけで悶絶してしまうことでしょう。
- 遅らせJ中K
J大Kの裏の選択肢です、相手が一発AGをしようと思っていればタイミングがずれて、ヒットします。またJ大Kのガー不を嫌ってしゃがんだ場合にもヒットするので、J大KとJ中Kを混ぜるだけでも相手はかなりいやがると思います。もっとひきつけてずらしたい場合は小Pや小Kにしましょう。
ただし、この2つだけではガードを確認してからAGできる人にとってはあまり問題ではありませんので、空中からの攻めは多様にしていくようにしましょう。
- 高めJ中P
相手の頭にJ中Pの先端があたるぐらいのタイミングで出しましょう。このタイミングでJ中Pを出すのは、こちらのJ攻撃を嫌って相手がジャンプで逃げようとしたときにヒットします。ただし、このJ中Pがヒットしても地上チェーンにはつながりません。
- 高めJ中P→J大P
高めにJ中Pを当てないとJ大P後に地上チェーンにつながりません。またJ大Pは可能な限り多段ヒットさせたいからです。あとJ大Pが背が高いキャラにとってはAGやガーキャンがしにくいです。
- J中P→J大K
これもガード不能ですが、J中Pを高めにしてしまうとガード不能になりません、ただし高めに当てるとJ中PがヒットしたときにJ大Kまでチェーンコンボになるので燃焼ダウンが取れます。また2段目の攻撃がガード不能かも?と相手に思わせることが重要です、そうすると相手は空中チェーンの2段目にAGを入れようとします、そこを逆手に取るのです。
- 高めJ中P→着地小Kからのチェーンコンボ
さきほどのJ中P→J大Kの裏の選択肢です、2段目にAGしようとしたのに対してずらすことになります。
- J中PorJ中K→着地センチメンタルタイフーン
距離が近くないとできませんが、徹底してガードしている、もしくはチェーンの2段目の技にガーキャンを入れている場合入ります、ガーキャンはガードしないと出ないですからね。
- J小P→J小K→J中P
空中3段チェーンです、3段目にしゃがんでしまうと入ります、ジェダ、ビシャモン、ビクトルあたりの背の高いキャラに入れていきましょう。
- J中P→J中K
ダメージの大きいチェーンですが、できるだけヒットが確定できる状況で入れたいですね、そうでないとAGやガーキャンのいい的になってしまいます。
- すかし下段
特に昇竜持ちには狙っていきたいです、いろいろ警戒させたのちに狙いましょう。
ひとまず頭の中から出てきてまとめられそうなのはこんなところでしょうか、ただし、これは攻めの一部でしかないので、他にも守り編、立ち回り編など自分の中で答えが出次第まとめていきたいと思います。少しでもバレッタ使いの参考になれば。
ALL ABOUT ヴァンパイアセイヴァー (ALL ABOUTシリーズ)
- 作者: スタジオベントスタッフ
- 出版社/メーカー: 電波新聞社
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単眼絵 看板少年シリーズ
pixivとの連携をテスト。うちの看板少年を愛でてやって。
闇に囁くもの
クトゥルフ神話TRPG、僕はやったことないのですが、リプレイや実況を見ているとすごく面白そうですね。そんなクトゥルフ神話の原点ともいえるラヴクラフトの小説は大好きなのですが、ここではそんな中でも一番大好きな「闇に囁くもの」についてちょっと紹介したいと思います。ネタバレも含みますが、シナリオ作りの参考とか、ラヴクラフトらしいなぁと思うことを記していきたいと思います。ちなみに私は漫画のプロットとかちょっとした小説作りはしたことがあっても、TRPGのシナリオ作りは経験がないのでその辺は大目に見てください。ただ、面白い表現だなぁと思うところをピックアップしていく内容です。
ちなみに「闇に囁くもの」が載っているのはラヴクラフト全集1ですね。
- 作者: H・P・ラヴクラフト,大西尹明
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物語はラヴクラフトの小説ではお馴染みアーカムのミスカトニック大学で文学教師をしつつ民俗学の研究もしているウィルマートがヴァーモント州の森の中を車で逃げるシーンから始まります。
ラヴクラフトの小説はこういったエピローグから始まることが非常に多いですね、最後にこれだけは記しておこうと思うとか、あんな体験だけはもう絶対にしたくないとかそういった語りから入ることが多いように感じます。
TRPGというとシナリオがある程度決まっていて、最後どのような結末になるかについてもある程度決まっていると思いますが、その最後をほのめかして始まるということはあまり無いような気がします、物語の収束に向けてプレイヤー達があれこれ考えるのは楽しそうだなぁと思います、もちろん破綻することも含めて。そんな自分語りから始まるシナリオはちょっとラヴクラフトっぽい気がするのですよ。
さて、物語はヴァーモント州で起きた大洪水を原因として川の中にある異様なものの姿を見つけたという新聞記事をウィルマートが見つけたところから始まります。
ラヴクラフトの異様な生き物の表現って面白いですよねー、ちょっと引用しますね。
「身の丈が五フィートほどの薄桃色をした生き物で、甲殻類のような胴体に数対の広い背鰭か、もしくは膜のような翼と、何組かの関節肢が付いている上に、本来なら頭のあるところに一種の渦巻形をした楕円体がのっていて、それには多数のきわめて短いアンテナがついていたそうである。」
ちなみに5フィートは1.5mぐらいなので意外と小柄?後に「狂気の山脈にて」でミ=ゴと呼ばれる生き物ですねー、未完少女ラヴクラフトに出てきたかわいいあいつですね。ふよふよ。
まぁ未完少女ラヴクラフトに関しては別にエントリーするとして・・・。
生き物の表現がすごいですよねー。このあたりの表現は統一されているのでしょうか?「時間からの影」に出てくる「イースの大いなる種族」とかもすごいです。
さてさて、この謎の生き物に対する噂話に対して持ち前の民俗学の知識で懐疑的な投書を新聞に投書し大々的に掲載される。いよいよ物語の中盤ですね、エイクリーとの往復書簡が始まります。
エイクリーはヴァーモント州のダーク山の麓の小屋に住んでいるのですが、この謎の生き物の正体(惑星間に住んでいる生物!)を知っており、証拠として音声を録音したレコードと象形文字が刻まれた黒い石をウィルマートに送り付けてきます、またその生き物の証拠となるような写真もあるので欲しかったら連絡をくれとまで言うんですね。
もちろんミ=ゴに関する記述というのはものすごく面白いです。エーテルに対して抵抗力を持っている翼で宇宙空間を自由自在に飛べるとかっていう設定はすごく面白いのですが、ここではこの往復書簡のあたえる緊張感について記したいと思います。
ウィルマートはエイクリーが喜ぶようにはじめはエイクリーの文書について賛同し協力するというような文書を送りますが、事態はだんだんと変わっていきます。エイクリーの周辺では謎の足跡が大量につき、飼っている犬が殺され、往復書簡は謎の人物に邪魔をされ、嘘の電報が届き、挙句謎の生き物との銃撃戦が行われます。
これらの事態が文書を読むウィルマートという視点で進み、ウィルマートと同様読者も段々とエイクリーの周りに起こる事件に不安が掻き立てられます。
このあたりの描写が私にとってはものすごく面白かったですね。TRPGでぜひ往復書簡RPGをやってもらいたいぐらいです、お互いか、また片方が自分の状況をほのめかす、または情報の一部しか伝わらないという表現はとてつもない緊張感を生むんだということをここで教わりました。現代設定でいえば、メールやチャットなどの要素を入れた作品などにも応用できそうですね。このあたりの知りえる情報が少なすぎることから伝わる恐怖というのは日本の怪談のようなものにも通じるものがあると思っています。
さて、書簡は突然急変します、エイクリーが謎の生き物と和解したというのですね、そしてウィルマートにもぜひ自宅に来てほしいと誘います。
正直このあたりでお話は終わりなのだと思いました。うおー!なんて怖い話なんだ!と思ったのですが、こっから先を描いてしまうのがラヴクラフトの小説なんだなーとも思うんですよね。
ここから先はぜひ読んでみてください。まぁご存知だと思いますが所謂あの有名な脳缶の登場ですね。脳缶という設定自体は非常に面白いからいろいろなシナリオで使われてますよね、脳缶だけで進むシナリオとかもあったような気がします。でも私はラヴクラフトの小説で一番緊張感を生むのがこの書簡形式だと思っています。往復書簡でないにしても、手紙を通じて明かされる真実などに触れるときは感動します。登場人物の恐怖を想像して、読者も恐怖するといった感じでしょうか。TRPGのシナリオも、もし自分が作るとしたら戦闘や実物と出会うことなく、そういった情報に触れていき、背後に恐怖が迫っているのでは?とほのめかすだけで物語が進んでいくようなシナリオを作りたいなぁと思っています。戦闘、探索主体のシナリオも好きですよ、もちろん。
書評・・・難しいですね。でもこんな感じでラヴクラフトの好きな話はまた紹介できればと思います。
クトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: サンディピーターセン,リンウィリス,中山てい子,坂本雅之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2004/09/10
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クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2010 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 坂本雅之,内山靖二郎,坂東真紅郎,他
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
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クトゥルフ神話TRPG リプレイ るるいえあーかむしてぃ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 内山靖二郎,アーカム・メンバーズ,狐印
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