k西ろぐ

ゲーセン通いの日々、うつ病との付き合い、教育、そして酒と漫画とetc

SCP-400-JPについて

SCP-400-JP→SCP-400-JP - SCP財団

 

小学生の夢とロマンが詰まったSCP-400-JPです。

 大型三角定規と直定規で武装し近接戦闘をしたり、ホッチキスで武装してホッチキスの芯をバラバラ打ちまくったり、スティックのりでケガがなおったりとか、文房具で平和のために戦ってくれる正義のヒーローSCPです。

 どうやら紀元前から紛争が起こるたびに登場したらしいので、多分関ヶ原の合戦の時とかに筆とか墨と硯とかそういうので登場したりとか、いろいろ活躍をしてきたんでしょうねぇ。エジプトでは石版で戦っていたとか。

 現代戦を考えるとハサミとセロテープによる破壊工作がとても強いですが。やはり近年の空爆のことを考えると対空兵器がもっと欲しいところですね。20mm対空ステイプラー砲とか欲しいね、ホッチキスを上向きにして空に向かって芯を打ちまくったりとか。最近は文房具も色々増えてきてるから兵器の多様性を保てそうで妄想するのがすごく楽しいSCPです。

 とりあえず、消しゴムを食べるのはやめましょう。

SCP-060-JPについて

最近SCP財団にはまりにはまっているので、気になったSCPを紹介するわけではないけど自分が考えたネタとかを書き散らしていこうと思う。

  SCP-060-JPは「電子化された記録の上にのみ存在する人物」であって、目視や各種センサーによって観測できないという不思議なSCP。おそらく10代の若い女の子なんだろうけど、今現在はサイト-8141の人型用収容セルのなかで収容されている。

  各種センサーによって観測できないということは、光源でも熱源でもないし、原子レベルでの実態が無いので光を当ててもその反射光を観測できない、だからカメラやビデオにも映らない。

  そこで考えたんだけどネットワークにつながれたARシステム上だったら彼女を目視することが可能なんじゃないだろうか。たとえばサイト-8141内部でポケモンGOをやってみたら、画像データとして画面上にうつりこんだりしないだろうか?そこらへんではしゃぐSCP-060-JPを見てみたいっていう僕個人の希望だったりもする。

  

・・・ただ、やっぱSCPっていう存在は危険なものだって認識はしておいた方が良い、AR上のデータとして存在することによって現実に干渉することが可能になるんじゃないかという説が考えられる。友好的に接してくれれば良いが、もし敵意を持って接してきたら?また電子化された記録を改ざんできる力があるので画像データぐらいは簡単に創造できるだろう、例えば武器の画像データを想像してそれで攻撃してきたらどうなるだろうか?AR内で攻撃された場合、現実で被害が起こるという可能性は否定しきれない。

 

SCP-060-JPについて→SCP-060-JP - SCP財団

 

電通の自殺問題で思うこと

電通自殺で思うことは。無理して頑張ったら良い結果が出る、ということは素晴らしい事という価値観そのものをひっくり返さない限りはこの世から過労死や自殺は無くならないだろうなあと思うわけです。

受験勉強然り。たくさん無理して、いろんなことを犠牲にして頑張って志望校に合格することは素晴らしい事だ。本当かな?

部活動然り。たくさん無理して、青春を全てそれにかけて勝利することは素晴らしいことだ、本当かな?

成長することは素晴らしいことだ。確かに素晴らしい。でもその成長って何かを犠牲にして頑張らないと得られないものなのでしょうか。

でも僕のこの主張を通してしまうと、今度は格差が是正できなくなるでしょうね。つまり、手を抜いても、楽をしても成長できる才能と生まれがある人間だけが上に上がれる世界になってしまう。無理して、頑張って、這い上がって行く人はきっとこの国にはいっぱいいるし、それが素晴らしい事とずっとされてきたわけです。そうしてこの国を支えてきたのは事実です。

しかしそろそろこの仕組みの歪みが露わになっているのではないでしょうか。

無理をしない、頑張らない、でも成長できる。頭を使ってそういうメソッドを組み立てる時期になっているのではないでしょうか。

 

あとやっぱり、軽口は論外。俺の方が働いてるからお前は文句言うなとかも論外。いじりも論外。好き嫌いでの不機嫌論外。人に当たるの論外。論外論外論外論外。

うつ病になって見える世界は広がったけど、どんどん社会に適応できなくなってる感ある。それぐらい社会が僕にとっては歪んで見える。

【mtg】カラデシュ構築白単製造

最近Mtgをまた始めました、またといっても15年ぶりくらいです。

当時はウルザズ・サーガが出たぐらいでしたが、エクソダスぐらいからMtgを買い始めたのでもっと経ってるかもしれませんね。

 

Mtgを久々に始めたきっかけは「レガシー」がものすごい面白そうだったから!思い切ってカードを集めて作ったデッキは石田弘さんのこちらのデッキ。

石田弘 「ポックスリアニその1~誕生編~」

昔、ナイトメア・サバイバルというタイプの「適者生存」と「繰り返す悪夢」で延々墓地から187クリーチャーが出てくるというのが面白くて、ゲームぎゃざかなんかのデッキシステムのページを延々読んでいた記憶があります。好きなクリーチャーをライブラリーから引っ張ってきて、墓地に捨てて、場に出す!こんな仕組みが好きだったので、非常に楽しく動かせています。

 

正直スタンダードはきっとついていくのがきついだろうと思っていました・・・思っていましたが・・・。

カラデシュが面白すぎる!!!

そう、新しい次元カラデシュ。アーティファクトが盛りだくさんで、機体アーティファクトに乗り込んで殴る、トークンを製造するなど様々なギミックがあります。面白い、これは面白いぞーとメラメラと魂に火がついてしまい、カラデシュ限定ではありますが、10数年ぶりぐらいに自力でデッキを組んでみました。

元々白ウィニーが好きで、高校生のころのメインのデッキは白シャドーを使ったウィニーでした、当時は浄火の鎧がなかなか手に入らなくて苦労しました。今ではネットでいくらでも手に入ってしまうので驚きです。

 

というわけで

白単製造デッキ

模範的な作り手 4

断片化 3

霊気装置の展示 4

密輸人の回転翼機 2

耕作者の荷馬車 3

小物作りの達人 3

光袖会の達人 4

空鯨捕りの一撃 4

軽業の妙技 2

鋳造所の隊長 4

パンハモニコン 3

発明の天使 4

平地 20

です。ちょっと3マナ域が多すぎてバランス悪いですね。

製造持ちのクリーチャーから霊気装置トークンを出して、巨大化させて殴るがコンセプト。もしくはトークンを機体に搭乗させて殴るという動きができればと思っています。またパンハモニコンを出してから発明の天使を出すとトークンが4体出せて、軽業の妙技でもう1回場に出すともう4体だせるので2ターンで8体トークンが出せたりしないかなぁと思ってみたり・・・。サイドボードはまだ検討中です。燻蒸や激変の機械巨人の使いどころを考えています。

今後のカードプールによっては白黒製造になることもあるのかなぁと思いつつ。スタンダードでも遊んでみようという気になっています。

カラデシュ以前のブロックが異界月以外どんなカードがあるのかわからないので、現行のスタンダードで製造のギミックを使いつつ、こんなカード入れたらいいよー、なんていうのがあれば教えてください。あとはこの記事をみて、またMtg復活したい人いれば、今ですよ!今が面白い!

 

とりあえず・・・カラデシュ面白いぞー!!!!

 

  

 

 

働かない生き方

今、働かない生き方を模索しています。

 

 そもそもは、うつ病で休職になり、復職、休職と繰り返しているところが原因ではあるのですが、僕は学生時代からそもそも誰かに雇われて働くという行為に疑問しか無かったのです。僕の仕事は僕の仕事のはずなのに、その仕事の利益を経営者に持っていかれる仕組みに僕は正直うんざりしています。まして、自分にとって苦痛にしかならない、自分の哲学や正義に合わない仕事をさせられたうえで搾取されるのでは、たまったものではありません。

 

 であるならば、そろそろ本気で働かない、正確には労働をしない生き方というのを模索していかないとこれから生きていくことは難しいなぁと思っています。とは言え、僕はそんなに生きていくことに執着をしておらず、安楽死施設があれば好んで安楽死したい人間ですし、これからどうしてもやりたいことがあるかと言えば、正直人生にはもう満足してしまったのであえてどうしても生きてでもやりたいことはありません。80、90過ぎてもまだ生きたい、やりたいことがあるという人はある意味では幸せなのかもしれませんが、僕には理解ができません。

 

 しかし、現在の社会の制度では働かずに生きていくということは根本的には不可能で、どこかで働くということをしなくてはならないので、この「働く」という言葉の意味を自分の中で変えていく必要があると思います。ブログのアフィリエイトだって僕からすれば労働のようなものです、毎日生きるためにブログを更新するのは苦痛でしかありません。何事もやりたいときにやって、やりたくないときにはやらないという生活をしたいのです。なので遊びのようなことで稼ぐというのも僕には疑問です、遊びたいときに遊ぶのであって、そうじゃないときはどうしたら良いのでしょうか。

 

 資産運用や土地を貸して生きていくのは資本がありません。生まれ持った資本の差で働かなくても生きていけるというのは非常に残念ですが、世の中存在しています。その資本をひっくり返すしか方法はないのです。

 

 しかしながら、自殺や犯罪に手を染めるぐらいなのであれば、やはり働かないほうが良いと思っています。

 

どうしたら良いのでしょうか。

 

働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち

働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち

 

  

  

VOICE新書 働かないって、ワクワクしない?

VOICE新書 働かないって、ワクワクしない?

 

 

 

【ネタバレ注意】ズートピア見たよ!

 ズートピアみたー!かわいい!

というのはさておき、ズートピア見ました。面白かったので吹き替え版と字幕版の両方を見たのですが、両方見たところイメージが大分違いましたね。

 

ジュディの印象が違う

吹き替え版だと上戸彩さんが演じられているジュディですが。吹き替え版では、ものすごく幼い印象を受けました。言葉遣いなどでしょうか。字幕版では少し背伸びをした田舎から出て来た大人の女性という印象です。特にニックに対する接し方が子供っぽくなく、女性として接している印象がありました。

 

さすがの森川智之さん!

ニックの印象がやはり吹き替え版と字幕版では印象が変わります。これは吹き替え版に軍配があがりますね。森川さんの演技はすごかった。序盤のずるいニックも後半の優しいニックも、もういかにもダメ男っていう感じで最高でしたね。

 

世界が抱えている問題への挑戦

ズートピアは多様性(ダイバーシティ)を受け入れる街のようで実際はそうではない。偏見や差別、意識されるものから無意識のものまで存在します。そういった実社会で起こっている問題に真正面から取り組んだ良い作品だと思いました。

 

 ジュディはズートピアのような多様性を受け入れる自由な街に憧れ、自分もまたそのような多様性を受け入れ、差別や偏見の無い人間であると強く意識しています。しかしながら実際は、キツネスプレーをやはり手放せなかったり、警察官とにんじん農家では違うと思っていたり、他の動物にウサギがかわいいと言われることに抵抗感を感じていた李、警察官なら駐車違反を取り締まる仕事は大した仕事では無いと思っていたり、無意識のうちに肉食動物に対して生物学的な他人を襲うDNAがあるかもしれないと言ってみたり、ところどころに無意識な偏見を抱えています。これは真面目に努力を積み重ねて来た人ほど陥りやすい差別意識、努力が足りないと感じてしまうような点にも近いと思います。

 

 それに対しニックは幼少期から受けているひどい偏見の目によって、信じられないのであれば、信じなくても良いと心を開かず育ってきているように見えて、実はズートピアらしい多様性を認めた存在として描かれています。時には冗談めかして言うこともあるのですが、ヌーディストたちを偏見の目で見ることもありませんし、ナマケモノの仕事ぶりに対して最速と言っているのもきっと本気で言っているのでしょう(本当にナマケモノは最速だったわけですが)。

 

その他、警察の受付クロウハウザーが肉食動物のチーターなのに肥満でおネエな存在なのは面白いと思いましたし、Mr.Bigが小さなネズミなのもまた面白い。見れば見るほど裏切られる(良い意味で)部分が多いですし、裏切られる部分というのは、私たちの偏見をどんどん明るみに出していくのです。

 

 私たちは大体は思い込みを信じて生きています。常識や当たり前を疑わずに生きています。しかしながら実は真実は身近にあって、その常識や当たり前というのは、とんでもない偏見かもしれないということを教えてくれる良い映画です。

 

 多様性というのはお互いを認め合うこともそうですが、時にはお互いに干渉しあわないという非常に難しいバランスの元に成り立つと思っています。ズートピアが生物の生活環境に合わせてエリアが分かれているのもそうだと思います。多様性を認めることとは、どこかできちんと線引きをして、干渉しないということも大切です。ネットの世界にいると自由に他者に干渉できる社会になってしまい、それが自由な発言や表現を妨げるという結果になってしまっているのが残念です。

 

そんなことは良いとして萌える!

ジュディとニックのカップルは大好物です!ああいう堅物努力家真面目!みたいな女子とずるくて賢いけどヘタレな男子のカップルは最高です!きっとバーとかで2人で飲みに行ってジュディが酔っぱらってニックが介抱して部屋まで連れて行ってもヘタレなニックはそのまま何も手を出さずに帰ることでしょう・・・容易に想像できてしまう・・・。うう、最高!ズートピア万歳!ぜひとも字幕版吹き替え版とも見て比べてもらえればと思います。

 

ズートピア (字幕版)

ズートピア (字幕版)

 

 

 

【ネタバレ注意!】シン・ゴジラ見て来たよ!

面白かったぞゴジラ

ということでシン・ゴジラを見てきました。1回目見て、気になったので即2回目も見ました。ゴジラ自体は所謂平成ゴジラ、VSシリーズが大好きな私ですが、そんな私でも十分楽しめた作品でした。

 

結論から言ってしまうと。登場人物が最後にテーマを言っていました。徹底したスクラップ&ビルドの物語なのだと感じました。

 

 そもそもゴジラ自体がもはやスクラップされた作品でそれをビルドしたのが今作です。

 ゴジラが起こす災害のシーンがどうも見覚えのあるシーンが多いなと思ったのですが、それは戦中、戦後日本で起きた大きなスクラップのシーンとそのまま同じだったのです。原爆は当然作中でも直接表現されていましたが、東京が火の海になる東京大空襲、第1形態ゴジラが川から遡上してくるシーンは東日本大震災津波のシーンそのままです、マンションが倒壊するシーンでなぜ中に住んでいる人を映す必要があったのだろうかと考えましたが、阪神大震災の被害の映像、家具や物が大きく動いてまさに吹き飛ばされるようなシーンと同じでした。災害として非常にリアリティのある映像でした。そういったスクラップから最終的には立ち直っていくという物語が大筋だと思います。

 しかし、それだけではなく人物もスクラップ&ビルドなんです。各省庁でスクラップされたポンコツたちが集まって最後には日本を救います。現閣僚はスクラップされて新しい世代へ交代していきます。

 音楽に関してもスクラップ&ビルド、使い古された旧エヴァ、新エヴァのBGMの再利用。伊福部昭さんの曲はスクラップとは言えませんが、やはり過去の曲をエンディングではそのまま使っていましたし、アレンジが劇中でも使われていました。

 だからこのシン・ゴジラに関してどうも日本の力だ!日本再生だ!とか保守主義的な思想が議論されることが多い気がするのですが、それはスクラップ&ビルドの物語を描いたら必然的にそうなっちゃっただけ、という感じがしています。

 

 なぜ物語のテーマがスクラップ&ビルドなのかというと、きっと監督自身がエヴァQ以降スクラップにされたという意識が強いのかもしれません。そこから立ち直っていくんだ、という監督自身の問題をものすごく強く表現した作品のように感じました。奥さんのモヨコさんもまたビルドの時期を過ごしているのもあったかもしれません。

 

 しかし・・・京急に何か恨みでもあるんでしょうかw電車(主にJR)が活躍しまくってましたね!ロマンを積んだ列車爆弾は見ごたえがありました。神奈川県民としては知ってる場所がめちゃくちゃいっぱい出てくるので破壊されまくって楽しい!と小学生のころにゴジラを見ていたような楽しみ方もできて非常に満足です。

 

 あと、ビックカメラの映像、お気づきになったでしょうか?ほとんどのチャンネルがゴジラのニュースを報じるなか、1チャンネルだけおちびちゃんのアニメを放映していたので、ああテレ東め!と思いました!

以上!取り急ぎ感想です!

 

シン・ゴジラ音楽集

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