k西ろぐ

ゲーセン通いの日々、うつ病との付き合い、教育、そして酒と漫画とetc

ストレス耐性?うつ病再発防止のために。

 よくうつは甘えだーとか、ストレス耐性がないーとか言われてしまうのですが本当でしょうか?そもそもストレス耐性なんてものが本当にあるのかどうか疑わしいです。

 

 うつになりやすい人の特徴として、平均的ではない認知の仕方、クセを持っていると私は言われました。

 例えば女の人の声が極端に苦手だとか、物音が苦手だとか、むすっとしている表情を見ると恐怖心を感じるとか、何か外からの刺激があった場合に極端に不快の感情を呼び起こされてしまうような認知のクセです。なかなかイメージできない人は、大きな地震を経験したことから小さな揺れでもひどく恐怖心を感じてしまうようなケースを想像してもらえるとわかりやすいと思います。

 こういった認知のクセは生まれ持ったものというよりは、幼少期からの体験や生活を通して身についてしまったものと考えた方が良いです。例えば私の場合、母親の育て方が厳しかったために、女性の不機嫌な顔に対して非常に恐怖心を感じます。

 

 うつになってしまった、実際に身体症状などが出始めたという人はこういった認知のクセを自覚しないまま長期間そういった不快感にさらされた結果うつのような症状になってしまうことが多いようです。ヘビが苦手な人がずっとヘビと一緒の生活を強いられるようなものです。

 

 こういった認知のクセが無い人にとっては「なんだよそんなこと。」と思われてしまうかもですが、そういった認知のクセを持っている人にとっては耐え難い苦痛ですし、しかも日常的に無意識に耐える状況を作らされていると言えると思います。

 

 なので世の中でストレス耐性と言われていることは「そもそもストレスとして認知していない」ということなのでストレスに対して耐えているわけではないと思っています。逆に言えばうつになってしまうような人は普通の人が苦痛に感じないことを日々耐え続けているわけです。

 

 これを偏見だー!うつの人の気持ちがわかってないんだー!と批判するのは簡単ですが、むしろうつにならないような人の認知の傾向をつかんで自分のものにしていきましょう。

 

 まず最初は自分が何を不快に思っているのか、何に恐怖心を感じるのか?などを書き出してみることから始めてみると良いと思います。そしてその一つ一つを実は〇〇だから大丈夫と自分なりに理由をつけて、繰り返し繰り返し、大丈夫怖くないと自分に言い続けましょう。場合によっては自分の過去をきちんと清算する必要もあるかもしれませんね。