k西ろぐ

ゲーセン通いの日々、うつ病との付き合い、教育、そして酒と漫画とetc

電通の自殺問題で思うこと

電通自殺で思うことは。無理して頑張ったら良い結果が出る、ということは素晴らしい事という価値観そのものをひっくり返さない限りはこの世から過労死や自殺は無くならないだろうなあと思うわけです。

受験勉強然り。たくさん無理して、いろんなことを犠牲にして頑張って志望校に合格することは素晴らしい事だ。本当かな?

部活動然り。たくさん無理して、青春を全てそれにかけて勝利することは素晴らしいことだ、本当かな?

成長することは素晴らしいことだ。確かに素晴らしい。でもその成長って何かを犠牲にして頑張らないと得られないものなのでしょうか。

でも僕のこの主張を通してしまうと、今度は格差が是正できなくなるでしょうね。つまり、手を抜いても、楽をしても成長できる才能と生まれがある人間だけが上に上がれる世界になってしまう。無理して、頑張って、這い上がって行く人はきっとこの国にはいっぱいいるし、それが素晴らしい事とずっとされてきたわけです。そうしてこの国を支えてきたのは事実です。

しかしそろそろこの仕組みの歪みが露わになっているのではないでしょうか。

無理をしない、頑張らない、でも成長できる。頭を使ってそういうメソッドを組み立てる時期になっているのではないでしょうか。

 

あとやっぱり、軽口は論外。俺の方が働いてるからお前は文句言うなとかも論外。いじりも論外。好き嫌いでの不機嫌論外。人に当たるの論外。論外論外論外論外。

うつ病になって見える世界は広がったけど、どんどん社会に適応できなくなってる感ある。それぐらい社会が僕にとっては歪んで見える。